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蜜蜂と遠雷 [恩田陸]

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久しぶりに一気に読みました。

こんなふうに夢中になったのは、

とても嬉しいことでした。

ピアノコンクールに集った

天才的なピアニストたちの物語。



音楽を語ることの難しさと、

心地よさ。


どちらも感じられました。


作者の音楽への造詣の深さと、

憧れと敬意、

そういうものが一体となって、

登場する3人の天才ピアニストたちの個性が

生き生きと描かれ、


さらには、

審査員の、彼らと向かいあう視線

また審査員自身の自分自身への視線、

そして、

少年・塵の存在とその師からの問いかけ。


人は常に、

自分が存在する意味を問いかけ続けながら

生きてゆく。

そういう

意味のある生き方をしたいと思わされました。



また、

そう思う一方で、

文字は音楽をどこまで表せるのか、

たとえば、

弾く人によって「ピアノの音が違う」と

書かれていますが、それはどういうことなのか。


(ここで自分は子どもの頃のまったく同じ

疑問を思い出します。同じピアノを弾いている

のに、なぜ音が違うのだろう?と。)

さほど「天才」でもない子供との「差」

この、物語に出てくるピアニストたちの間の「差」

それぞれの段階を思えば、

どれほどの差があるのだろうと怖くなります。



まあ、それはそれとして。

塵に触発されて

さらに先にすすむ亜夜。

それを見るマサル。


どこまでも行く才能の輝き。


とても美しく、

とてもいい物語を読んだ満足感でいっぱいになりました。








蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷

  • 作者: 恩田 陸
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2016/09/23
  • メディア: 単行本





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