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隠蔽捜査6「去就」 [今野敏]

「隠蔽捜査」シリーズの6巻です。


久しぶりに竜崎署長に会えました。


今野作品では、このシリーズと安積班シリーズが大好きです。


常に合理的に思考し、信頼する部下に任せるところは、任せる。


「合理的」といいつつ、


しっかり部下を見ていて、気遣いもする。


家族にも、言葉はぶっきらぼうですが、

細やかなケアができる。


なかなかいない素敵な人です。



ただ、こうしたシリーズものになると、

大森署のメンバーも大体分かり、

刑事部長も管理官も、すっかり分かっていて、

もちろんこの作品ならではの

人たちが登場するのですが、

かなり類型化してきます。



ノンキャリアの叩き上げの人からは

どうしても理解されにくい竜崎署長。


階級と現在の地位との矛盾が

ストーリーの根幹にあるわけで、

「最後に勝つ」爽快感はあります。



また、現場の責任者からは信頼される上司であり、

上層部からは異端視されやすいキャラクター。



面白いのですが、

毎度よく似た展開になってゆく。


満足感はあるものの、


そろそろ舞台が変わってもいいのでは?と思います。


ラストで、それとなく、


「移動」の話が出ているので、


次作あたりでは

部署が変わるのかな?と期待もしています。









去就: 隠蔽捜査6

去就: 隠蔽捜査6

  • 作者: 今野 敏
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/07/29
  • メディア: 単行本



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真贋 [今野敏]

今野さんの作品としては地味な部類になりますね。

捜査3課という窃盗犯相手の刑事の話。


プロの窃盗犯が相手なので、


刑事もその道のプロでないとあかん、という


萩尾警部補。


女性の秋穂とのコンビが落ち着いてきて、


「人情話」のような趣が出てきました。


「ダケ松」とのやりとりが、


いかにもそんな感じ。


舎人という学芸員の資格を持つ刑事の登場で、


今後、秋穂との絡みが期待できます。


また「ダケ松」の弟子?「音川」も再登場がありそう。



このシリーズは事件よりも、


萩尾刑事のキャラに味わいがあって、サクサクと読めるところが


魅力です。


安積班や、「隠蔽捜査」


STやSFもの、幅広く多作な作者ですが、


好きなシリーズだけ読んで楽しんでいます。


まず期待を裏切られることがないですね。


全巻読破、というよりも、


好きなものだけチョイスして楽しむというスタンスが


いいのではないでしょうか。


希望としては


安積班モノの新作を読みたいです。













真贋

真贋

  • 作者: 今野 敏
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2016/06/21
  • メディア: 単行本



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マル暴総監 [今野敏]

今野敏さんの作品は、

隠蔽捜査シリーズと、安積班シリーズが好きなのです。

まあそう言う人が多いと思います。

STはちょっと苦手、任侠シリーズは好き。

そんな感じ。

で、この「マル暴総監」ですが、つまらない、とは言いませんが、

さほど面白くもない。

作品によって力の入れ具合が違う,,のかどうか、

そこはわかりませんが、かなり内容の濃さに差があるなあ、

といつも思っています。

そのようにしてシリーズを分けているのでしょうから、

読者も、この作家のものだから、というよりも、

このシリーズだから、という選択をしているのでしょう。

今のところ、他のシリーズを読む気がないので、

隠蔽ものか安積班ものを待ちたい気分ですね。




マル暴総監

マル暴総監

  • 作者: 今野 敏
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2016/05/20
  • メディア: 単行本



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「陽炎」~東京湾臨海署安積班 [今野敏]

今野敏作品の中で何が「王道」なのかわかりませんが、

この「安積班」は大好きなシリーズです。

班長のもと、村雨、須田、黒田、桜井という個性的な

メンバーがいて。

さらに、魅力的な速水がいて。

どの作品もがっかりすることがありません。

今、一番手にとって間違いない一冊といえます。

この一冊の中ではラストの「陽炎」

暑い暑い夏。

受験生の男子がひょんなことから警察に追われることに

なってしまい、「人質」として近くにいた女子をつれて

屋上にこもります。

しかし、誰もそもそもなぜ彼が逃げて、なぜ彼を追っている

のかわからないでいる。

暑さで誰もが判断力を失っている、と考える班長は、最初から

調べ直します。

なんのことはない、さまざまな誤解の積み重ねが判明し、

班長自らが彼の「説得」にあたります。

彼は彼で、勝手に絶望し、死のう、とまで思っている。

・・・・誤解があきらかになり、「人質」のはずの少女が

「これはナンパ」と言い出して、落着。

安積班長の面目躍如の短編です。

少年と少女のラストも嬉しい作品で、いいものを読んだ、と

思わせてくれます。

「安積班」は一度は読んでみてほしいですね。





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「任侠病院」~任侠シリーズ~ 今野敏 [今野敏]

今野敏といえば「隠蔽捜査」でしょうか。

しかし、この「任侠シリーズ」が気楽に読めて面白いです!

「任侠出版」(とせい)
「任侠学校」
「任侠病院」

と、すべて阿岐本組というやくざが出版社、学校、病院を立て直してゆく、
というお話。

代貸の「日村」さんが妙に心配症で、組長と舎弟の間で「中間管理職」よろしく
苦労しながら、やるときは「やる」、さすがに本物のやくざ、と思う凄みが
あって痛快です。

スラスラと楽しんで読めますので、おすすめです。

で、特に注目してほしいのが、お値段です。

Kindle版が安いです!

アマゾンKindle版は734円、しかも20%のポイントがつきます。

単行本なら1728円,文庫本なら799円ですから、かなりお得。

Kindle電子リーダーがなくても、今はKindle無料アプリがあるので、

ダウンロードすればKidle版が読めますから。


任侠病院 任侠シリーズ

任侠病院 任侠シリーズ

  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2015/09/25
  • メディア: Kindle版



任侠病院

任侠病院

  • 作者: 今野 敏
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2011/10/20
  • メディア: 単行本



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