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歌舞伎町ダムド [誉田哲也]


文庫本が発売されていますね。

この「歌舞伎町ダムド」は私にとっては初「誉田哲也」でした。

しかもブラック誉田。

ショックでしたね。


こんなふうに描く作家がいるんだ!


というショック。


この凄まじい描写にほとんど眩暈しながら


それでも途中でやめられず、

読み切ったのでした。


あ~、なんかすごいモノ読んだ、


と思いました。


その後「ジウ」を読み、

「歌舞伎町セブン」を読み、


この流れで、「ノワール」につながるのですが、


もちろん「ホワイト・誉田」もその間読んでいたので。


改めて読み返してみると、

グロい描写はあるけれども、


なんというのか、

ストーリーは健全な、

健全な、という言い方がいいのかどうか、

他の言葉がみつからないのですが、

まあ、健全な物語かなあ、と思いました。


素子、またはミサキのシンプルに強さを求める

一途さと、それを利用しようとす「新世界秩序」

セブンの仲間たちと、東弘樹。


登場するキャラがはっきりしてきて、

「ノワール」以後も楽しみです。


・・・・しかし、

ずっと持て余している「超能力士事務所」


なかなか読み切れません。


というか途中でくじける。

それも最初の数ページで。


これなんとかしてください!


こちら文庫です。



歌舞伎町ダムド (中公文庫)

歌舞伎町ダムド (中公文庫)

  • 作者: 誉田 哲也
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2017/02/21
  • メディア: 文庫



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「ジウ」シリーズ [誉田哲也]

かなり以前に読んでいたのですが・・・・。

今回まとめて読み返してみて、

何を読んでいたのだろう?と

我ながら不思議でした。



「黒」誉田、のイメージがその時は強かったからでしょうか。


全然楽しめていませんでしたね。



伊崎基子と門倉美咲のものがたり。


と考えれば、

武士道シリーズ的な、

二人の女性の物語。


対照的な二人ですが、

どちらも好きですね。

基子の単純でまっすぐなところが好きかなあ。


で、強い!


ここ、やはり大事なところ。


美咲のいかにも女性的なところも好きですが、

その彼女が大女で、基子が小柄(まあ普通)なところも、

妙におかしい。


基子の、ある意味純真な


ある意味おバカな


単純で一途なところが魅力ですね。


今回は本当に楽しみながら読めました。


いやあ、再読してよかったです。



このあとの「歌舞伎町セブン」も、

もう一度読んでみましょう。





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硝子の太陽R(ルージュ)・N(ノワール) [誉田哲也]

姫川玲子復活が嬉しくてRから読みました。

事件そのものが非常にグロテスクで、ああ誉田さんだ、と

思いつつ。

新しい姫川班はまだこれからか、という感じでしたが、

菊田が、なんというか、立ち直って、というのか、ちゃんと姫川

を見ていてくれてひと安心。

ガンテツは相変わらずですが、このガンテツが「ジウ」シリーズ

との接点になるのですから、このさり気無さがいいと思いました。


姫川がもしも、歌舞伎町セブンを知ったらどう思うのだろう?

などと考えてしまいましたが、ここは接点なしで正解だったな、と

思いました。


N(ノワール)はこれまでと比べて、仲間の死への報復という面

があるからか、やや甘い感じがします。

感傷的、とまでは言いませんが、やはり「甘い」という感じ。

東警部補がマスターをセブンの一人と感づいているあたりも含めて

奇妙な緊張感のような安心感のような・・・・・。

東警部補が一歩踏み込んでしまったな、というところでしょうか。


・・・しかし、完全な、巻き添えで林さんが亡くなるというのは

驚きでした。

姫川にとっては、数少ない理解者だったのに。


コラボ企画ということですが、どうも売れ行きはRがかなりの

リードらしく、これは「姫川人気」なのでしょうね。

自分も姫川班の「次」が楽しみです。




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レイジ [誉田哲也]

これは誉田さんの作品の中で、一番好きなものです。

何度読んでもいいなあと思う。

学生時代の一過性の話ではなく、社会人になっても年齢を重ねても

なお、身体の奥深くに残っている止むにやまれぬ 情熱。

その不思議さと素晴らしさが、ちょっとお馬鹿?な面々と共に語られている

感じがとても好きなのです。

こういうものを書きながら、一方でグロテスクな作品があって。
 

誉田哲也という人は、、書きたいことが溢れてくるのかしら?

気持ち悪いくらいな表現も、怖いながらも読んでしまうのが我ながら不思議。

「武士道シリーズ」も好きですが、男性が主人公のものとして、いや本当は

従姉のあっちゃんが魅力的ですが、「世界でいちばん長い写真」も大好きです。





レイジ (文春文庫)

レイジ (文春文庫)

  • 作者: 誉田 哲也
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2014/03/07
  • メディア: 文庫



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「月光」 誉田哲也 [誉田哲也]

「月光」は高校生のストーリーですが、たとえば「武士道~」

のようには明るくありません。

姉が死んだ、

その訳を知りたい妹。

姉と同じ高校に進み、やがて姉の死の真相が明らかになる、

のですが・・・。

それがはっきりと分かるのは、

他の「死」があってからのこと。

高校生の屈折した、それでも「真実」の思い、

それとは裏腹の、どす黒い暴力と脅迫。

高校の先生との関係と、姉妹の愛。

ラストに「月光」を弾く妹。


誉田作品の「黒」と「白」が微妙に絡んだ作品です。


妹、というより、亡くなった姉の姿が、心に残ります。



月光 (中公文庫)

月光 (中公文庫)

  • 作者: 誉田 哲也
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2013/04/23
  • メディア: 文庫



月光 (中公文庫)

月光 (中公文庫)

  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2013/04/25
  • メディア: Kindle版



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「幸せの条件」誉田哲也 [誉田哲也]

「ストロベリーナイト」の姫川玲子が好き。

「武士道シリーズ」も好き。

「月光」がまた好きで・・・。

「ジウ」も「歌舞伎町セブン」も面白いけれども・・・・。

ときにあまりにも凄惨なシーンもあって。



好きな作品はまだまだありますが。

最近、文庫版になったこの「幸せの条件」


農村に「派遣」されていつのまにか一所懸命になっている「梢恵」
が主人公。
派遣先の農村の人たちが魅力的で、
「仕事」にのめり込んでゆく梢恵が素敵です。


誉田哲也の作品は、ほとんどが女性が主役

その女性がいいんですよね!


この「梢恵」さんは、カレには

「おまえのどこがいいのかわからない」とか言われてしまって、

社長からは

「おまえの代わりはいくらでもいる」と言われるくらい、

なんとなく「居る」社員だったのですが。

農村に派遣されて、そこで出会った人たちによって変わっていきます。


その変化が素敵で、

最近流行りの言葉(?)で言えば「成長物語」

嫌いですけどね、安易に「成長」っていうの。


誉田作品は「黒」から「白」まで幅広く、

なかなかおすすめと言いにくいものもありますが、

これは「白」誉田。

いい感じです。






幸せの条件 (中公文庫)

幸せの条件 (中公文庫)

  • 作者: 誉田 哲也
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2015/08/22
  • メディア: 文庫



幸せの条件 (中公文庫)

幸せの条件 (中公文庫)

  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2015/08/25
  • メディア: Kindle版



タグ:誉田哲也
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