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楽しむために読む [コラム]

この間読んだ

「本を守ろうとする猫の話」

作中にいろいろな本が出てきましたね。

読んだことがあるもの、

題名しか知らないもの、

全く知らなかったものもありました。

世界とまで言わなくても、

日本の、たとえば文庫本でももう手に入らない本は

多いです。

単行本にいたってはなおのこと。

全集でも出ていない限りは、またその全集に入っていない作品は

もう図書館で探すしかありません。

世界中にたくさんの本があって、もちろん全てを読むなどは

不可能で、どんな本と出会うかは、まあ、運ですね。


出会った時の年齢にもよりますし、環境によっても、

本の大切さは違ってきます。

「名作」と言われる本を読まなければならない、という

ことはなくて、と言いながら、そういう「名作」を読みふけった

時期もありましたが、何よりも楽しいから読む、それでいいのだ、

と最近は思っています。

SFも、推理ものも、時代ものも、この頃多いグルメものも、

こういうカテゴリーも曖昧になっているような作品が多い気がします。

本屋さんで新刊書を手に取る時の、

ちょっとドキドキする感じ。

これからしばらくは、

これで楽しめそうだ、と思える時の嬉しさ。

逆に途中で放り出すこともありますが。

日々、膨大な本が作られ、少しは読まれるものがあって、

淘汰されてゆく。

大量の紙が消費されて、無駄になってゆく。

でも、生活に必要な必需品ではなくて、

「本」ですから。

ある意味、最初から「無駄」みたいなものです。

その中で、誰かが「好き」と思い、夢中になり、

感動する。

そういう奇跡みたいな出会いが、たぶん、どこかで、毎日

あるわけですよ。

それで十分じゃあないでしょうか。

今日も素敵な出会いがありますように!!




「本棚」を作る楽しみ [コラム]

「電子書籍」の一番のメリットは場所を取らないこと。
なのですが、ではそれで満足かというとそうでもないのです。

たしかにどこでも読めて嵩張らず、便利には違いない。
でも「本」には所持する楽しみもあるんですよね。

好きな作家の好きなシリーズを揃えたい、とか、
この一冊はどうしても持っていたい、とか。

今、書棚に並んでいる本は、そうやって集めてきた本なのですよ。

そこには自分のちょっとした歴史もあるわけです。

こういう作家に夢中になって、今はこの人が好きで、
ああ、この本はずいぶん長いこと手にとっていないけれども、
やっぱり好きだなあ、と思い出したり。

黄ばんだ本や、汚れた本も、そこまで汚した時間があったから
こそで。

こういう愛着というのは、電子書籍には持ちにくいですよね。

ただ無制限に本を増やすわけにもいかない、という住宅事情も
あるので、そろそろ「チョイス」の時期だろうとは思っています。

本そのものを残しておくか、電子書籍として「読む」楽しみだけで
よしとするのか。

そう言う意味で「本」には付加価値があると思っていますから、
電子書籍と「本」が同じ値段というのは許せない気がする。

時々ありますから、「えっ同じ値段なの?」と思うこと。
だから、やっぱりKindle版がいいな、となります。

最近は楽しめる物を見つけて楽しむ。
単純にそれが一番で、適度な長さであればもっといい、と
思っています。

時に「孤独のグルメ」の心境ですね、はい。
五郎さんにように、ふっと入った場所で、その世界を楽しむ、
そんな時間をこれからも持っていきたいものです。







タグ:書棚
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